キラキラ。

雨が強く降る中、NHK放送センターに親の方がドキドキしながら向かったこの日。

「おかあさんといっしょ」の公募抽選に、奇跡的に当たった記念すべき日。

早めに到着し、当選ハガキを片手に集合場所に急ぐ。

放送センター入り口には、すでに何組かの親子が壁際に邪魔にならないように誘導されていて、私達も列の後ろにつく。

エプロンをつけたお姉さん達が順次ハガキの内容確認を行い、いよいよ中へ。

擦りガラスに囲まれた控え室に移動後、しばし待機。

トイレに行こうと扉の方に向かうと、すかさずエプロンお姉さんから「どちらに行かれるんですか?」と素早く駆け寄られる(笑)
収録現場は厳重。

ハガキ最終確認後、一人ずつ、記念日の非売品シールブックを頂く。

そして、最初に配られた注意事項の用紙と共に、エプロンお姉さんから内容説明後、子ども達は前に誘導され、親は後ろへ。

子ども達はお行儀良く体操座り。
待機している間、ガラス戸の下の部分から、韓国アイドルグループらしき方達がしゃがみながら手を振ってくれ、思わず目が開く(笑)

そして、いよいよ、控え室に、あの、歌のお兄さん・お姉さん達が…

控え室に入ってくる様は、もうキラキラと輝きのオーラを放ち、息を飲む瞬間!
視線は釘付けに!

発せられるキラキラ感が、半端ではありません!!

収録前のご丁寧な挨拶をしてくれたのち、収録現場へ。

もうここからは親子は離れて移動。

子ども達が先にスタジオに入った後、親は階段上の長椅子が置かれた見学スペースに誘導され、様子を見学。

ひとまず天麦くんは、なんとか参加出来ていてホッとしつつ、中々参加出来ないお子さん達でも、親の側にいながら、出れるところは出るという方式で、行き来が可能。

しかも、リハーサル中ぐずっている子や中々行けない子達には、お兄さん・お姉さん達が至近距離で優しく声かけをしてくれ、これはもう反対にラッキーなくらいの対応。

リハーサルはお兄さん・お姉さんが子ども達の前で行ってくれるものの、本番になると子ども達と共に横並びに座るため、前にいるダンスの先生らしき方のお手本を見て行います。

しかし、この日のお歌が「どじょっこふなっこ」という馴染み浅い選曲。

童謡はいくつかマスターしている天麦くんでも、どじょっこふなっこの渋い選択は盲点(笑)

フリマネまで行かずとも、ひとまず座れていただけ良かったと思いながら、親向けに設置されたモニターに見入っていました。

しりとり列車の着替えをしに行く際も、キラキラ・ニコニコとスタジオを後にするお兄さん・お姉さん。

その間、子ども達も歌が流れるモニターを見ながら静かに待ちます。

しりとり列車収録も、楽しく進みます。

さぁ!
新しい体操のお兄さん・お姉さんの体操!
フレッシュ×フレッシュです!

初めての体操体験ながら、マネをして踊りつつ、恐竜モチーフが入っている体操だっただけに、最近恐竜モノマネにはまっている天麦くんは、親しみが湧いたようです(笑)

間近で見るガラピコ達の登場にも、子ども達はワクワクと夢のような瞬間を過ごし、「ベルがなる」が流れ、エンディングが近づきます。

風船が上からふわふわと落ちてきて、天麦くんは赤色をゲット。

風船を手に親元へ戻って来た子ども達。
親達には、早速風船の空気を抜くよう指示がなされます。

そして最後は皆で記念撮影。

子ども達は指示されながらささっと列になってきちんと並び、驚きました。
これも、収録マジック(笑)

この記念写真は、振込用紙に自分の子どもの特徴や並びの順番等を記入すると、写りのいいものを選んで送ってくれるという、何から何まで至れり尽くせりの配慮。

歌のお兄さん・お姉さん、体操のお兄さん・お姉さん・エプロンお姉さん達・スタッフの方々、すべてがキラキラとしていた2時間余りの収録…NHKの素晴らしさを又、再確認致しました。

子ども達にたくさんの笑顔や優しさを届け、夢を与えてくれる「おかあさんといっしょ」…長寿番組なのも頷けます。
私も子ども達と関わりながら、シワシワになっても、歌のお兄さん・お姉さんのように、心はキラキラでいたいと、そう思いました。

帰り際にはこんなキラキラ余韻に浸りながら、その横を西川のりおさんが!
「シャキーンの鬼チューブ、見てましたよ~!」と心の中で叫びながら(笑)、出入口では黒い高級車から降り立つ、萬平(長谷川博巳)さんが!

もう、キラキラ→クラクラ♡(笑)

一生に一度のこの思い出は、4月8日、テレビ越しに又思いを馳せる…

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非凡の今日。

横浜アリーナでの高橋優のライブ。

横浜へは少し早めに到着し、同じく新横浜にあるラーメン博物館に向かう。

このラーメン博物館、博物館という名前だけに、310円の入場料が必要。

入り口から入ると、1階はラーメンの歴史を紐解くような流れで展示がなされ、ラーメン関連のここでしか買えないようなお土産グッズや、奥には昭和40年代・50年代に流行したと言うスロットカーレーシング場が設置。

そして、ここからがディープな昭和レトロな入り口、地下に降りる。

地下の館内は、まさに昭和。
銭湯好きの私にとって、この昭和感はたまりません。

この「昭和感」と言うものは、なぜかいつでも懐かしみを感じ、昭和をイメージした館内の町並みには、居心地の良さも感じながらあちこちを見て回りました。

途中、駄菓子屋さんの前に並べられた、小ぶりの揚げパンを発見。
消費税なしの100円揚げパンを、砂糖味・きな粉味と2個ずつを購入。

店頭に出ていたお店の方に「はい、400万円ね!」と言われ、根っからの昭和人魂に笑いが込み上げる。

500円を渡すと、「はい、100万円のお釣り!」

昔はよく駄菓子屋さんに行くと、こういった類いの昭和なやりとりがなされたもので、私の家の近所のお店のおじちゃんも、くじ引きで当たると必ず「今日はトイレで拭いて来なかったら当たったんだね~」と、運とウンを賭けた昭和トークに、子供ながらに苦笑いしたものでした(笑)

しかし今や、そんな昭和トークが懐かしい。

地下1階ですでに満喫しつつ、吹き抜けになっている地下2階を見下ろす。
しばし昭和な風景に浸る。

そして、地下2階に降りると、各ラーメン店には行列が。

ラーメンをどうしようかの前に、広場に設置された沖縄風ミニスタンドバーを発見。

沖縄のビール、オリオンビールを飲みながら、ラーメン具材が入ったラーメン風生地のたこ焼きを、特製のラーメンダレで食べるという、たこ焼き風ラーメンおつまみを頂く。

そうして、ラーメンは食さずとも、もうすっかり満喫したラーメン博物館を後に、いざ!横浜アリーナへ。

続々と横浜アリーナへ人波が流れる。

トイレが長蛇過ぎ、この施設に見合わないトイレ数に驚き。

開始時間帯には間に合い、席につく。

横浜アリーナは、満員。

スタート前にアナウンスが流れ、いよいよの合図。

オープニングから大歓声。

1曲目から心踊る高鳴り。

人柄が溢れ出る優しさを持った部分、社会に疑問や定義を投げ掛ける反社会的な尖った部分、高橋優の一曲一曲には、そんな色々な感情が散りばめられていました。

そして、そんな一曲一曲に酔いしれながら、この日一番の心に響いた歌…

それが「非凡の花束」。

トークにて、花を買って窓際に飾ってみた高橋優自身のエピソードからの流れ。

「見飽きた景色の中に隠れてる特別な今日が満ち溢れているよ
記念日じゃないけど、君に花束を
いい匂いするでしょ
いつもありがとう」

目立たなく、おもしろみのない「平凡」ではなく、反対語の『非凡』。
平凡でない事の意味に加え、普通より特に優れている事。

毎日が特別な今日…
又、日常の日々に感謝の気持ちが込み上げました。

アンコールでは、秋田出身の高橋優ならではの「泣く子はいねが」の曲に、ファンはタオル片手に秋田弁のコール復唱。
天麦くんがいたら、大型ビジョンに写し出されるアニメ鬼映像に、号泣の勢いだったかもしれません(笑)

場内が静まり返り、ステージには星屑が散りばめられ、光り輝く横浜アリーナに流れる「ロードムービー」には、感動もひとしお。

高橋優のバラードにも、バイオレンスチックな曲にも、居心地の良さや代弁的発散をしてくれたようなノンストップの2時間30分。

今回のツアータイトルの題名でもあり、曲名・アルバム名でもある「STARTING OVER」。

再出発という意味を持つこの題名。

同じタイトルがジョン・レノンの曲にもあり、この曲は私が40才の時の同窓会の宴の終わりに流れた曲でした。

今度は50才の同窓会に高橋優のSTARTING OVERが流せたら…
そんな事を思いながらの帰り道…

2時間30分の立ちっぱなし、ふくらはぎ部位に、地味にきた横浜の夜でした(笑)

ふわり。

年明けに届いた1枚のハガキ。

それは、春の訪れを感じる、暖かで、うららかで、ふわりとした素敵なものでした。

そのハガキのお知らせは、25才になる、私の教え子からの写真展の案内状でした。

年少さんで受け持った担任以来、会った事はなかったものの、時折年賀状をくれる間柄でした。

彼女は、年少さんの途中、お引っ越しで退園をしました。

とても小さくて、可愛くて、愛らしくて、マスコットのような存在だった彼女は、お友達からもよく声をかけられる人気者でした。

3月生まれで小さな体だった事もあり、お母さんはいつも心配が絶えず、色々な思いを毎日のように手紙でしたため、私に渡してくれました。

保育士経験もあった彼女のお母さんは、手紙の量も群を抜いて多く、そんなびっしりと書かれた一枚一枚の手紙からは、自分の子への思いが、ひしひしと伝わりました。

私は、そんな手紙や退園時に撮った彼女の写真を今だに持っていたので 、写真展の際には、そんな懐かしい彼女の写真を持って行きました。

場所は西荻窪。

駅から降り、西荻窪のマスコットキャラクターらしい、ピンクの象の着ぐるみに遭遇。

商店街を通り抜け、そこにも至るところにピンクの象。

アピールが凄い(笑)

商店街を抜け、住宅街を歩くと、オシャレなカフェやランチにぴったりなお店が、続々と目に止まる。

ハガキの地図を頼りに、写真展が開かれているカフェを発見。

ガラス超しから中にいる女の子を見ると、不思議と一瞬で彼女と分かる。

20年ぶり以上の再会でした。

カフェの店内には、壁一面に何枚もの、あのふわりとした作風の写真がいくつも飾られ、絵本のような小さなアルバムも、ガラスケースに美しく飾られていました。

再会を喜びながら、しばし、あの頃の思い出を語る。

私が持参した彼女の懐かしい写真を手渡すと、周りにいたお客さんも、彼女の幼少期の頃の写真を手に、更に話しが弾む。

私は壁際の席に座り、壁の写真を眺める。

そして、小さなアルバム達を手に、一枚ずつ感慨深く、ページをめくる。

彼女は今、母親と同じ保育士になっていました。

写真を撮るきっかけが、初任給で何か形に残るものとして買った、一眼レフカメラ。

インスタグラムなどにもあげるようになると、それを楽しみにしてくれるフォロワーも増え、その中で出会ったお友達と、この写真展を共に開催するまでになったとの事。

今ではそのお友達ととても仲良しで、その事は、置かれていた小さなアルバムにも書かれていました。

そして、母親との旅行記からも、そんな様子がひしひしと伝わってきました。

一枚・一枚、人の心に触れる温もり。

見ているだけで、微笑みが溢れるような、柔らかな表情や風景。

こう言った作風が好きであろう方々が、私のあとも、何組もカフェを訪れる。

私は、注文したホットワインを飲みながら、ページをめくる。

ベリーの甘さと熱々の赤ワインが相まって、体が暖まる。

オーガニックのランチは、さつまいもの米粉マフィンやアルファルファもやしのサラダ、大根のすりおろしスープがプレートに並べられ、抜群なオシャレさ。

美味しく頂きながら、又アルバムに目を通す。

至福のひととき。

ページをめくり、ハタと手が止まる。

写真と共に添えられた言葉。

「辛い思いをした分、他人の気持ちが分かって、優しくなれるから大丈夫。その言葉がうれしくて、そんな優しい言葉を、人にかけられる女性になりたいと思った。」

という一文。

若かりし頃に熱中した、銀色夏生という詩人作家を彷彿とさせました。

あの時代、書店には銀色夏生の詩集が何冊も並べられ、私も本を手に、恋愛模様に思い更ける日々(笑)

分かりやすく心に投げかけられる切なさや柔らかさ、そしてストレートな真っ直ぐさ。

そしてこの銀色夏生の詩集には、彼女が撮ったふわりとした写真が、詩と共に、ページをめくるたびに心に飛び込んで来ます。

写真と詩を合わせる本の特徴は、あの頃の私達にとって、とても斬新でした。

恋愛の心も癒してもらいながら、旅している気分にもなる…
あの頃の恋愛模様の気持ちの持って行き処は、いつしかこの、銀色夏生の本になっていたと言っても過言ではありませんでした。

そんな手法が甦るような、この写真展。

小説家を目指していた時期があった私にとっては(笑)、まさに同傾向スタイルの作風の数々。

教え子が心優しき女性に成長している事にも、嬉しさが込み上げました。

教え子の作品は、春の訪れと共に、私に又、仕事の素晴らしさを教えてくれたのでした。

制服渡し。

制服・教材を受け取りに、天麦くんの幼稚園へ。

玄関から入り、書類一式を頂き、上履きに履き替えて中に入る。

代金は、あらかじめ計算して準備してきたはず…
が、封筒にクリップで止められた、用紙に書かれていた金額と違い、完全なる私の事前計算ミス(笑)

しかも何百円単位ではなく、4000円近く間違えており、列に並んでいる際、慌てて近くにいた母に小声で貸し付けを求める(笑)

小声もあったせいか、母からは小銭入れを手渡される(笑)

慌てながら紙幣と交換(笑)

きちんと金額を用意してきたはずが、お釣りが出てしまう事となり、恐縮気味に代金を出す…
何度も計算したはずなのに(笑)

そして、代金納入後、2階へ上がり、制服を頂く。

チェック表を渡され、先生と共に購入した制服の用品を、ひとつずつチェックしていく。

すべてのチェックが終わると、移動し、教材も同じようにチェック。

幼稚園で着る制服。
幼稚園で使う教材。

そのどれもが、心までワクワクとさせてくれる。

帰りがけ、ミスタードーナツで一息つき、制服や教材が入った袋の中を覗いて見ていると、アニメ声優のような声のお姉さん店員さんが、天麦くんに話しかけてくれた。

「幼稚園に行くの?」と聞かれ、「幼稚園に行く~!!」と、嬉しそうに答える天麦くん。

天麦くんはポン・デ黒糖、母は「今日は変わったのを食べる!」と毎度言いながらのシンプルシュガーレイズドセレクト(笑)、そして私はメープルハニーディップ…と、コーヒーと共に、店内に流れていた私の好きなカーペンターズの音楽を聞きながら、とても穏やかで和みある午後のひとときとなった。

ミスタードーナツを後にし、幼稚園の帽子を嬉しそうにかぶり、「♪ツゥィンク~・ツゥィンク~・リ~ルッスタ~」と歌いながらバス停に並んでいると、そばにいたおばあちゃん軍団に微笑みかけられる。

「幼稚園楽しみだね~」と声をかけられると「幼稚園楽しみ~!」と答える。

新しい幼稚園への未来が、こんなにも楽しみになる事が、私にとっての幸せでもあった。

天麦くんのクラスは「あやめ組」。

あやめの花言葉を調べると、前向きな意味の花言葉が多く、中でも「希望」は、これからの天麦くん、そして見守る私達にとっても、とてもぴったりな花言葉だった。

あやめ組の天麦くんは、家に帰ると制服を着てポーズ。

やや緊張しながら、着せられている感たっぷりではありながら、制服という存在はとても心踊らせてくれます。

たくさんの希望を胸に、新たな道へ。

そんな天麦くんの初めての一歩を、心から応援したいと思います。

くまさん発表会。

天麦くんの通う、小さな幼稚園教室のお遊戯会が、区民館のホールにて行われました。

11時の開演なのに、到着は10時(笑)
こう言った大切な用事事には、慌てながらの道中はいけないと、日頃より母からも言われているせいか、間に合う時間でも朝からどうもバタバタ。
しかし、私達年配親子にとっては(笑)、そのくらいの方が到着したあとの心の余裕が違い、結果的には待つくらいがちょうど良い。

区民館の駐車場にも悠々と車を止められ、エレベーターで4階へ。

ロビーでお茶を飲みながら、一口サイズの多種多様な具のおにぎりが入ったパックを開け、皆で頬張る。

20分前の開場で中へ入り、開演を待つ。

可愛い子ども達の挨拶と共に、発表会の開演。

6クラスそれぞれが、ミッキー・ドラえもん・トトロ・忍たま・ハイホーと、バラエティー豊かに違った演目で踊り、天麦くんのクラスはと言うと「アンパンマンたいそう」の曲に合わせて踊る、アンパンマン。

長靴には黄色いカラーポリを巻き、赤いカラーポリで衣装を作り、頭につけるアンパンマンお面と黄色い布製マント・小道具であるアンパンは先生達の手作り。

すべてを身にまとい、いざ、ステージの上へ。

舞台袖からステージに向かわせ、天麦くんに「前を向いて頑張ってね!」と声をかけると「はい!」と緊張しながらも返事をしてくれたのを聞き、安心しながら客席に戻る。

幕が開き、「アンパ~ンマ~ン!!」の出だしから頑張って踊っている姿を見て、涙。

スマホで動画撮影をするも、画面越しの観賞はあまりにも勿体ないため、動画撮影は片手間。

動画は撮らず、目と心で留めておこうと思いながらも、やはり撮ってしまう動画撮影。

しかも、なるほど、これはハンディカムが欲しくなる訳だ(笑)

そして最後まで踊り終え、拍手もままならず、スマホをしまい、慌てて舞台袖へ迎えに行く。

ここでもなるほど、自分の子どもの演技で胸一杯の当の親は、拍手がままならないのを体感(笑)

その分、他の周りの大人は、親御さんの分まで大きな拍手を送る事が大切と考えた。

舞台袖に行くと、ちょこんと待つ天麦くん。

「頑張ったね!!」と声をかけながら、お土産を頂いて客席に戻る。

「つむちゃんは、車がいいなぁ…」とお土産の中身の本人希望があるも(笑)、中はアンパンマンぬりえ。

「こうしてお土産をもらえる事が、嬉しい事なんだよ」と本人に伝えると、ぬりえの入った青いビニール袋を抱き締める(笑)

そうして、客席に戻ると、母であるおばあちゃんからの祝福。

皆が幸せになる瞬間。

所々舞台上で、着替えられずにそのまま出演する子や、ママから離れられない子がいるも、それもひとつの思い出。

ママ達も、残念そうなお顔ではなく、笑顔でお子さんと共に出演。

それは、先生方の、暖かい見守りと励ましがあるからこそ。

50代・60代であろう姉妹の先生方は、半袖のTシャツを着用し、額に汗しながら私達親子を気遣い、子ども達と共に全力で踊り、司会進行では私達親側にも心暖まる言葉を投げ掛けてくれ、そんな先生方は、年齢を感じさせないくらい、すべてが「全力」指導。

こんな、素晴らしい先生方の指導や姿を目にする度、自分の保育を今一度振り返る。

子ども達の可能性を伸ばしていくための努力を惜しまない先生方の「全力」に、又も自分自身の気合いが入る。

そんな事を思いながら、他のクラスの一生懸命に踊る子ども達に、撮影に集中するお父さんや、自分の子どもの演技に胸一杯のお母さんに代わり、たくさんの精一杯の、心からの大きな拍手を送ったのでした。

小さな看板娘。

幼少期、家にはお風呂がなく、幸いにも家の目の前にある「銭湯」に行くのが日課であった。

当時は近所の、家にお風呂がない同級生も、銭湯に通っていた。

言わば、銭湯は町内の社交場となっていた。

家の建て替えと共に銭湯にも行かなくなり、家のお風呂が日常であり、銭湯に行かなければならない当時だったのが、今や、思い出したように銭湯に出掛け、その光景は、私にとっての古き良き時代を思い起こさせてくれる、癒しの場となっている。

天麦くんもあれからすっかり成長し、熱い湯船にもすっかり耐えられるようになっていた。

ある時、銭湯上がりに小学生のお姉さんが、美味しそうにコーヒー牛乳を飲み干していて、「あれ、なぁに?」と何度も聞かれながら、「コーヒー牛乳だよ」と、関心を持たせない程度にサラッと答えていたものの、成長に伴い、ガラス扉の冷蔵庫に入れられたコーヒー牛乳を指差し、「これ、飲みたい!」と言うようになった(笑)

私もその昔、コーヒー牛乳は銭湯後の楽しみであった。

瓶で飲むコーヒー牛乳はなぜあんなに美味しいのか…

科学的な解明によると、「牛乳ビンの素材や飲み口によって、牛乳飲用時の唇表面の温度が変化し、この事が心地よいひんやり感に繋がっている」そうである。

まさしく瓶の力!!

そんなコーヒー牛乳…
やはり子どもにはカフェインも気になるため、銭湯に行った何回かの内の数ヶ月に一度程の購入なため、本人にとっては更に貴重度も増す。

「銭湯お遍路旅」を楽しみつつ、江東区内を巡るこの頃。

しかし、一度行って気に入ってしまうと、又もや同じ場所に入りに行きたくなり、銭湯お遍路の旅が途中中断する事もしばしば。

先日行った銭湯で、天麦くんがコーヒー牛乳を飲めるチャンスが訪れた(笑)

商店街近くの銭湯。

玄関には、銭湯看板娘ならぬ小さな女の子が出迎えてくれた。

早速天麦くんの手を握り、中に誘導してくれる積極的看板娘(笑)

番台にはお母さんが座り、娘の行動に「すいませんっっ」と言ってくれるも、看板娘の行動の可愛さには、こちらは笑顔。

スタンプ帳に銭湯スタンプを押してもらう。

看板娘はどうやら同い年。
脱衣場まで案内してくれるも、お母さんから「こっちに来てなさい!」と叱られる(笑)

周りにいたおばあちゃんは、「あの子、いつも怒られちゃってるけど、私達は全然大丈夫だから、怒らなくていいんだけどねぇ…」と言っていた。

お母さんの気持ちは分からなくもなく、ゆっくり銭湯に来たおばあちゃん達の迷惑になってはいけないとの心配りかもしれない。
確かに、色々なお客さんがいるであろうからだ。

浴室に入ると、壁には竹林の絵柄。
天井にはブルー系トリコロール塗装。
湯船は真ん中に突出する、プール的浴槽。

そのため、カランは左右が長くなっており、入って右側の端に私達親子は腰を落ち着けると、常連おばあちゃん達の仲間内定位置がこの列だったらしく、続々と右側が混み合いを見せる。

それでも他の列に移動する事なく右側列をキープし、列にいるおばあちゃん達とお話しをさせてもらいながら、しばしの銭湯タイムを楽しんだ。

この日も静かに黙って浸かる天麦くんに、おばあちゃん達が心配そうに「水で埋めていいんだよ」と声をかけてくれるものの、それこそ薄めてしまうと、せっかくのこのいい温度が保てない!←まさに常連おばあちゃん状態(笑)

しかも、この銭湯のお湯は、熱さ加減がまさに適温!

声をかけてくれるおばあちゃんにはご丁重に「大丈夫ですよ」と伝える。

途中、先程の看板娘が絵に描いたように、プリプリと怒りながら浴室を通り抜け、中に通じる扉を勢いよく閉めた(笑)

多分、再び、叱られたのだろう(笑)

皆で笑いながら、右側横並び常連おばあちゃん達は、続々と上がる準備。

私達も、芯から温まり、上がる準備。

着替えが終わる頃、再び看板娘は中から登場し、天麦くんを手繋ぎで連れ出す(笑)

「お名前は?」と聞くと「3才!」と答える看板娘(笑)

休憩所にて、二人して座っている状況に、いよいよコーヒー牛乳の出番。

すると、看板娘もガラス扉を勢いよく開け、パック牛乳をもぎとる(笑)

二人で並んで笑い合いながら飲んでいる光景は、とてもほのぼのと微笑ましく、昭和の光景にも見えた。

看板娘に再びお名前を聞くも、又もや「3才!」と答える。

側にいたお母さんに訪ね、ようやく名前が判明(笑)

可愛い看板娘の話しはもちろん、銭湯がご実家であるという事で、うらやましく思いながら、お母さんには銭湯の素晴らしさも語らせてもらいました(笑)

家に帰り、今日の思い出を天麦くんと話す。

「お風呂屋さんにいた女の子名前、何だった?」と聞く私に「3才!」と言う天麦くん(笑)

こうして又、お気に入りの銭湯が増え、銭湯お遍路旅が中断の兆しとなったのは、言うまでもありません(笑)

年始。

この年末年始は、風邪が長引き、どうも今一つの調子で3学期を迎え、あっという間に終わった冬休み。

そして、この冬休みは、卒園アルバム作成の詰め作業に追われる日々でもありました。

その作成をかおる先生と行い、今年度より新しい業者さんでの制作となり、今までとは違った方法でのソフトを使用した作成で、ネットを通じて絵柄から背景画から、写真の大きさ、位置などに至るまで、まっさらなところからシステムを駆使しつつのスタートで埋めていくため、かなりの時間を要するものとなりました。

中でも一番の難関は、子ども達の「大きくなったらなりたいもの」のページで、まずはそれぞれの子ども達の写真のお顔の周りを切り取り、周りを修正して整え、なりたいものの絵柄をマウスで引っ張り、職業によって帽子などの付属のものも合わせていきながら、バランスを見ていきます。

そして名前やなりたいものの文字を入れるにも、配置に気を配り、ページの人物像が完成しても、全体を見ながら又位置等を変えていかねばならず、その場合はすべてを動かしながら微調整をしたりと、その度に何度も印刷しては全体の確認をし、修正…の繰り返しでした。

そんな作業をしている際、ある時バチン!とデータが飛びました。

ページの半分以上終わっているところに、この仕打ちはきつく、私も機械相手とは言え、「えぇぇっっ~!!」と声を上げ、しばらく固まってしまったのですが、かおる先生は黙々とデータを復旧するべく、カタカタとパソコンを動かします。

気の遠くなるような作業でさえ、辛抱強く行うかおる先生。

そうして私も冷静さを取り戻す(笑)

私達は子ども達が一枚でも多く、そしてなるべくまんべんなく写っているようにと、写っている子ども達の名前を名簿でチェックしつつ、写真に写る子ども達の表情や仕草にも注目しながらセレクトし、そんな写真の一枚一枚を通して、子ども達の愛らしさや可愛さに思いを馳せる。

アルバム作成のそんな作業は、幼稚園に出勤だったり、私の自宅でだったり、彼女の自宅でだったりと、様々な場所での作業でした。

天麦くんも連れ、彼女も姉妹のお子さん達を連れ、共に一緒に遊んでもらったり、皆でランチを食べたりと、そんな時間が、思いがけず楽しいひとときでした。

ある日には、馬込天満宮から太鼓の音が聞こえ、窓越しに見てみると、おもちつきの催し。

子ども達に買ってきてもらおうと頼むと、彼女のお子さんの妹が「獅子舞がいるから嫌」と、太鼓の音で鬼の類いを想像したらしく、鬼嫌いの妹は激しく拒絶(笑)

しかし、つきたてのお餅を食べたい一心で説得(笑)

姉妹でお餅を買いに行ってくれる事になり、あんこやきなこの3つ入りのお餅が100円というお買い得なお安さ。

その後、帰って来た姉が一言…
「納豆とかからみもちとかお雑煮とかもあったよ」

その瞬間!

「納豆~?!からみもち~?!お雑煮~?!」と、かおる先生と二人してきなこあんこレベルではないくらいの食い付きを見せる(笑)

そのため姉妹は途端に申し訳なさそうな顔に…

いやいや、こちらもきなことあんこくらいしかないものだと思っていたし、種類まで聞かずだったしで、全然大丈夫!
ただ、大人にはたまらないセレクトだっただけに、ちょっと食い付いてしまっただけ…

などとフォローなあれこれを並べながら、こちらも申し訳なく姉妹に謝る(笑)

寒空の下、並んで買ってくれた姉妹に感謝しつつ、つきたてのお餅を頂く。

柔らかく、とても美味しくて、思わず目を閉じる。

馬込天満宮のおもちつきに遭遇出来たのも、こんな作業があったからこそ。

かおる先生の自宅で作業した際も、姉妹にはうちの天麦くんも一緒にお風呂にまで入れてもらいました。

お風呂上がりには、天麦くんの頭にはシャンプーの固まりがそのまま…
笑いました。
そして、キッチンのシンクですすぎ洗い(笑)

ある時は、かおる先生がアップルパイを作ってくれました。

ほろ苦いコーヒーと共に頂くサクサクのアップルパイ。

それも幸せでした。

作業があった事で、色々な楽しみも生まれ、共に頑張ってくれたかおる先生には、有難い思いで一杯でした。

こんな思いがたくさん詰まった卒園アルバム…

アルバムの業者さんが掲げているコンセプトも…

「こころの温度を1度上げる、卒園アルバム」

という素敵なもの。

年長さんには私達の思い、そして心の温度が1度上がるくらいの感動を一緒に、卒園式に届けられたら…と思っています。