非凡の今日。

横浜アリーナでの高橋優のライブ。

横浜へは少し早めに到着し、同じく新横浜にあるラーメン博物館に向かう。

このラーメン博物館、博物館という名前だけに、310円の入場料が必要。

入り口から入ると、1階はラーメンの歴史を紐解くような流れで展示がなされ、ラーメン関連のここでしか買えないようなお土産グッズや、奥には昭和40年代・50年代に流行したと言うスロットカーレーシング場が設置。

そして、ここからがディープな昭和レトロな入り口、地下に降りる。

地下の館内は、まさに昭和。
銭湯好きの私にとって、この昭和感はたまりません。

この「昭和感」と言うものは、なぜかいつでも懐かしみを感じ、昭和をイメージした館内の町並みには、居心地の良さも感じながらあちこちを見て回りました。

途中、駄菓子屋さんの前に並べられた、小ぶりの揚げパンを発見。
消費税なしの100円揚げパンを、砂糖味・きな粉味と2個ずつを購入。

店頭に出ていたお店の方に「はい、400万円ね!」と言われ、根っからの昭和人魂に笑いが込み上げる。

500円を渡すと、「はい、100万円のお釣り!」

昔はよく駄菓子屋さんに行くと、こういった類いの昭和なやりとりがなされたもので、私の家の近所のお店のおじちゃんも、くじ引きで当たると必ず「今日はトイレで拭いて来なかったら当たったんだね~」と、運とウンを賭けた昭和トークに、子供ながらに苦笑いしたものでした(笑)

しかし今や、そんな昭和トークが懐かしい。

地下1階ですでに満喫しつつ、吹き抜けになっている地下2階を見下ろす。
しばし昭和な風景に浸る。

そして、地下2階に降りると、各ラーメン店には行列が。

ラーメンをどうしようかの前に、広場に設置された沖縄風ミニスタンドバーを発見。

沖縄のビール、オリオンビールを飲みながら、ラーメン具材が入ったラーメン風生地のたこ焼きを、特製のラーメンダレで食べるという、たこ焼き風ラーメンおつまみを頂く。

そうして、ラーメンは食さずとも、もうすっかり満喫したラーメン博物館を後に、いざ!横浜アリーナへ。

続々と横浜アリーナへ人波が流れる。

トイレが長蛇過ぎ、この施設に見合わないトイレ数に驚き。

開始時間帯には間に合い、席につく。

横浜アリーナは、満員。

スタート前にアナウンスが流れ、いよいよの合図。

オープニングから大歓声。

1曲目から心踊る高鳴り。

人柄が溢れ出る優しさを持った部分、社会に疑問や定義を投げ掛ける反社会的な尖った部分、高橋優の一曲一曲には、そんな色々な感情が散りばめられていました。

そして、そんな一曲一曲に酔いしれながら、この日一番の心に響いた歌…

それが「非凡の花束」。

トークにて、花を買って窓際に飾ってみた高橋優自身のエピソードからの流れ。

「見飽きた景色の中に隠れてる特別な今日が満ち溢れているよ
記念日じゃないけど、君に花束を
いい匂いするでしょ
いつもありがとう」

目立たなく、おもしろみのない「平凡」ではなく、反対語の『非凡』。
平凡でない事の意味に加え、普通より特に優れている事。

毎日が特別な今日…
又、日常の日々に感謝の気持ちが込み上げました。

アンコールでは、秋田出身の高橋優ならではの「泣く子はいねが」の曲に、ファンはタオル片手に秋田弁のコール復唱。
天麦くんがいたら、大型ビジョンに写し出されるアニメ鬼映像に、号泣の勢いだったかもしれません(笑)

場内が静まり返り、ステージには星屑が散りばめられ、光り輝く横浜アリーナに流れる「ロードムービー」には、感動もひとしお。

高橋優のバラードにも、バイオレンスチックな曲にも、居心地の良さや代弁的発散をしてくれたようなノンストップの2時間30分。

今回のツアータイトルの題名でもあり、曲名・アルバム名でもある「STARTING OVER」。

再出発という意味を持つこの題名。

同じタイトルがジョン・レノンの曲にもあり、この曲は私が40才の時の同窓会の宴の終わりに流れた曲でした。

今度は50才の同窓会に高橋優のSTARTING OVERが流せたら…
そんな事を思いながらの帰り道…

2時間30分の立ちっぱなし、ふくらはぎ部位に、地味にきた横浜の夜でした(笑)

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