夏期講習。

夏休み、又大学の一日夏期講習にひろみ先生と出掛けました。

「からだとこころを育む」という相互テーマで行われた全体会では、おかあさんといっしょの「ブンバボン」・オリンピック応援ソング「パプリカ」の監修や社会的活動・多方面に渡る活躍をされている山梨大学の学部長である先生が講師として招かれ、私達は終始頷きながら、興味深く先生のお話しを聞く事が出来ました。

講演会のテーマに沿ってお話しが進められ、子ども達が健やかに育っていく上で、最も大切な基本的スタイルを失って来た昨今、子どもが抱えている問題の提議がなされました。それは…

「学力の低下」
思考力・判断力・表現力・学びに向かう力(学び続ける力)が低下している事。

「コミュニケーション能力の低下」
挨拶や国語力・英語力の問題ではなく、人を思いやる力・人を慈しむ力が低下している事。

「体力の低下」
基本的な動きが習得されず、運動量が減少している事。

この低下は、1980年代から始まり、「子どもらしさ」が失われた時期は、1970年代後半との事。

思い起こせば自分自身の幼少期。
確かに公園で思いきり遊び、道路でゴム跳びをし、チョークで絵を描き、私達の今があるのは、あの頃の遊びを通した仲間との共有。

それが、昨今は子ども達が仲間と「共有」する、熱中出来る時間や場所も減り、大切な何かが薄れ始めているようにも思ったり。

そんな失われゆく現代に、子ども達を元気にするには、やはり色々な遊びやスポーツであり、多様な動きが経験出来るよう、様々な遊びを取り入れ、複数の運動遊びやスポーツを行う事で、子どもが豊かな心と健やかな体を育む事が出来る、とのお話しでした。

それには大人である私達が、子ども達が「面白く」「心地良く」「自ら」学んでいける事、実践していける事が将来に繋がる子育て・教育をしていく事が必要であり、こうして私達がこれからの子ども達にしてあげられる事を先生から改めて教えて頂く事で、体を動かす教育の大切さを今一度知る事が出来ました。

「これから立ち向かわなければならない、社会の様々な問題を解決するために。
子ども達に幸せな人生を送ってもらうために。
私達の仕事は、思い通りにいかない事を学ばせてもらい、人様に教え、お金をもらっている。
この職業を生き様にして欲しい…」
との締めくくりが、胸に響きました。

1時間程の講義はあっという間で、まだまだ聞いていたいくらいでした。

このあとは、事前に希望をして申し込んでおいた分科会へ。

私は「主体的・対話的で深い学びの実践を考える」というテーマ、ひろみ先生は「多様な子どもと繋がる保育のポイント」というテーマでそれぞれに分かれて参加しました。

私の参加した分科会では、ある日常の子ども達の様子を撮影した映像を見たのち、映像の中での子ども達の様子を「主体的・対話的・深い学び」分け、その後グループ討議で白い模造紙に分類していきながらまとめていったり、ある幼稚園の運動会の取り組みからの「主体的・対話的・深い学び」について考えるという授業が行われました。

それぞれの園のそれぞれの先生達がこうして「学びの場」に集い、考え、意見を出し合い、まとめ、発表し合う…
こういった時間は、今後の保育にも大いに役立ち、本当に貴重な時間です。

最後に一人一人に修了証が手渡され、充実感に浸りながらひろみ先生と共に、この日の総評を語り合いながら飲むビール…
格別です(笑)

こうして「学び」の一日が終わると「又学びたい!」と思うのです。

1学期の最後にも、園内研修と称して先生達と勉強会をしましたが、たくさんの良い意見や考えが聞かれ、先生達からも「楽しかった」との言葉がとても嬉しく思いました。

これからも、子ども達により良い保育をしていけるよう、「学び」を楽しみながら行っていきたいと思います。

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