誕生日。

子ども達、そして大人にとっても、誕生日と言うのはとても嬉しいものです。

今年の7色の日(7月16日)の誕生日、天麦くんは4才になりました。

そして、今預かっている高校生女子も、7月に誕生日でした。

彼女の誕生日には、近隣のイタリアンのレストランを予約し、食事をしました。

その時、テーブルに着いても、スマホのイヤホンを外さない彼女…

「今日はせっかくの誕生日だからね、しまおうか」と言うと、ゆっくりイヤホンを外し、束ねる。

そして、相変わらずの怪訝そうな顔で食事をする。

何を聞いても短い返答があるのみで、ほとんど会話にはならない。

パスタやお肉、彼女の好きなマルゲリータのピザなど、美味しいものを食べても、顔色はほとんど変わらない。

彼女の生い立ちや育ちを、とても残念に思う。

それでも、会も終盤に、彼女の名前が書かれた予約しておいたケーキプレートが運ばれてきた瞬間、多少なり、彼女の目は輝いているようだった。

ろうそくの炎を見つめながら、彼女は自分のスマホでプレートを撮影していた。

そうしてバースデーソングを歌い、無表情ながらろうそくを吹き消し、拍手を送り、彼女にプレゼントを手渡す。

そこで彼女は「誕生日プレゼントなんて、もらった事がないです」と呟いた。

会をしてもらった事がないならまだしも、プレゼントをもらった事がないとは、どういう事なのか、その時一瞬、なんとも言えない気持ちになった。

前々から楽しみに、そして嬉しさで一杯なはずの誕生日…

私自身、子どもの頃、その年その年に両親が開いてくれた誕生日パーティーの思い出をふと思い出しながら、胸が傷んだ。

感情は表に出さず、帰りもほとんど無言の彼女ではあったものの、今日の日が又新たな人生の、ほんの一歩でもなればと願う、帰り道だった。

そして数日後、天麦くんの誕生日の日は、自宅にてパーティー。

プレゼントは何がいいか事前に聞くと、「貨物列車」「パウ・パトロール」と、欲しいものが言えるようになってきた成長にも感動。

小さな男の子達がこぞって電車・消防車・救急車・工事車両などにハマるのもすっかりよく分かるようになり(笑)、それも私にとっては大きな収穫。

まずはプレゼントに、前振りのハンバーガーセットを手渡す。

開けた瞬間「シーン」となりつつも、「これじゃない…」とは呟かず、何度も袋の中を見直す…(笑)

そうして一言「ありがとう」と呟く。

もっと笑える姿で「僕の欲しかったのは貨物列車だよ~!」と訴えるかと思いきや、こちらの思惑とは違う、謙虚過ぎる悲しげな姿に、慌てて本命プレゼントを差し出す(笑)

今度は開けた瞬間、隣にいたおばあちゃんに「ヤッタ~!!( ≧∀≦)ノ」と飛びついていて、こちらの行動の方が笑えたのでした。

誕生日、本人はもちろん、皆も笑顔に、楽しい気持ちになるそんな日が、皆に訪れますように。

幼稚園1種免許取得。

幼稚園1種免許取得への道のりが、ついに完結。

10単位を取るために、大学のスクーリングを全部で20日間、朝から夕方までの授業を受け、レポートを提出し、単位表や提出書類・収入証紙等を揃え、千葉県の教育庁に郵送。

そんな提出書類の数々は、事務のすみ先生・園長にもお願いし、多数の書類記入や印鑑押印、そんな色々を仕上げてもらったのち、封書で閉じ、開けてはいけない「緘(かん)」印が押される。

提出書類の確認シートでひとつずつ確認後、無事郵送完了…
と思いきや、不備があったようで、教育庁から連絡が入る(汗)

出願にあたり、経歴を記入する履歴書に、担任職と教頭職を分けて書かねばならなかったとの事。

しかも、ひとつの園で担任職が12年必要との事で、12年に満たない場合は、前勤務先に証明書の発行をお願いしなければならなかったため、ちょうど日の丸で条件を満たしていたため、その手間が省けて助かりました。

そうして、不備だった書類を再提出し、2年越しに無事、幼稚園1種免許を取得。

免許状の紙一枚には、重みがありました。

郵送された免許状は仏壇に飾り、手を合わせる。

思えば、大学のスクーリングでは、良き出会いも多々ありました。

先生方から学んだ授業の出会いはもちろんでしたが、その中で、初めて受けた授業で出会った、笑顔の似合う30代の女性がおり、グループ談義後のまとめ力や発表力に魅力を感じたその女性と、次の授業でも一緒になり、そこで初めて会話をしました。

一生懸命に授業を受けていた彼女は、最後の単位の授業が終わった周りの方々が口々に「やっと終わった~!!」と言っていた中、「これで授業が終わってしまう思ったら、淋しいです」と語った。

保育の学びに対しての一生懸命さが、いつもキラキラと輝いていた。

そんな彼女の保育への情熱を感じながら、楽しいお喋りをさせてもらい、メールでのやりとりもしていき、独身だった彼女に、私は、とても似合うであろう、真面目で気立てのいい後輩男性を紹介した。

二人はみるみる内に仲良くなり、ある時二人で食事をしていた際、彼女の知り合いに会い、そこでその人から「彼氏?」と聞かれ、彼女が言った言葉…

「まだ彼氏じゃないです」

それを聞いた後輩は、まだ、彼氏じゃないという事は…と、その日の内にお付き合いの申し込みをしたそうで、結果はもちろんOK。

そうして次に私が会った時には、その事を全く知らない私に「美和さん、ありがとうございました!!」との後輩からの深々な御礼が…(笑)

あまりの急展開に驚きながら、やはり私の目に狂いはなかったと、結婚相談所のおばちゃんばりの眼力でドヤ顔をする(笑)

そうして二人は、秋に結婚。

私は乾杯挨拶を頼まれている。

彼女は1種免許取得と共に、生涯のパートナーも取得。

それはやはり、彼女のキラキラが惹き付けたものでしょう。

「一生懸命は、いつも人生を裏切らない」

私はいつも、そう思っています。

この1種免許取得と共に、これからも、学びを大切に、保育への道のりは続きます。

初親子遠足。

天麦くんの幼稚園で、親子遠足に出掛けた。

場所は、幼稚園から徒歩で行ける、広い広い公園。

シートにお弁当、おやつに水筒、ウエットティッシュに着替え、ハンカチ・ティッシュなど、持ち物をリュックやバッグに入れながら準備をする。

出掛けには、帽子に日焼け止めと、日焼け対策も万全に。

集合場所の公園には続々と親子が到着。

クラスごとに集まり、全員揃ったところで集合写真撮影。

写真屋さんが、「カッコいいよ~!上手だよ~!」と子ども達に一生懸命言葉をかけながら、拡声器の笛の音を鳴らし、カメラに視線をひきつける。

周りから見ているママ達も笑顔になる。

撮影後は、広場へ移動。

まずは全体で、園長先生からの挨拶→朝のご挨拶→体操と、一連の流れが終わったあと、クラスごとに集まる。

そこから、クラスでのゲームスタート!

まずは「♪てくてくてくてく歩いて来て~」の音楽に合わせて親子で歩き、歌が終わったところで、近くにいた親子に自己紹介。

「質問もして下さいね」との先生の言葉に、私達親子は「好きな食べ物はなんですか?」の連発(笑)
そして天麦くんは「きなこ!」私は「パスタ!」と言うと、皆に笑みがこぼれる。

その自己紹介ゲームは5 回程行われ、次のしっぽとりゲームの準備。

体操帽子をズボンにはさみ、親子で手を繋いで一緒にヨーイドン!

一回目はよく分かっていないまますぐ帽子をとられ、撃沈(笑)

2回目は2つゲット!

3回目は子ども達も慣れて来て、中々の逃げっぷりで男の子・女の子といい勝負。

2つの楽しいゲームを終え、お弁当タイム。

事前に決められたグループで集まる。

私達はメロングループで、先生からメロンのカード持ちを頼まれた私は、メロンカードを手に同じグループのお友達を木陰のいい場所まで誘導し、気分は添乗員さん(笑)

シートを広げ、皆でいただきますをしたのち、お弁当を食べる。

私が持参した、携帯用テーブルに注目が集まり、ママ達から「どこで買ったのですか?」と聞かれ、「100均で~!」と伝えながら、それが話しのきっかけにもなる。

そして、お弁当のあとはおやつタイム。

皆でお菓子交換をしながら、天麦くんがプリッツを食べていると、すかさず一人の女の子が「ねぇ、それ、ママが見ていない内に、早くちょうだい♡」と言ってプリッツをねだりに移動。

見ていた私は、一応女の子のママに食べて良いかの確認をとる。
OKののち渡してあげると、プリッツを嬉しそうに食べたその女の子は、そのあと自分の持っていたラムネを「はい、これ!あ~んして♡」と天麦くんに言い、天麦くんはニコニコしながら口を開けている…

女子、恐るべし(笑)
天麦、将来心配(笑)

お弁当タイムが終わり、全体集合まで30分ほど空き時間があったので、近くにあった設置遊具で少し遊ぼうと移動…

と、先生が登場し「お手紙にも書いてありましたが、今日は遊具で遊べないから、ごめんね~!」と注意をしてまわる。

慌てて退散し、荷物を置いたところに戻って遠足のお手紙を今一度見直す…
「設置遊具では遊べません」としっかり書いてある…
読んでいたのに見落とすこの現象…(笑)

そして、第2部のゲームは二人一組の大玉転がしで、クラス対抗の学年ゲーム。

結果は優勝~!

皆で喜び合いながら、一日を通してゲーム進行で楽しませてくれた先生方に感謝。

いい汗をかきながら、最後は理事長先生からのご挨拶。

「いいですか、お家に帰るまでが遠足ですからね、気を付けて帰って下さいね」

出ました!
お約束の「家に帰るまでが遠足」格言!

久しぶりに聞いた懐かしき言葉…(笑)

親子皆が幸せになる、良い一日。

そして後日、この遠足のDVDが販売されると、早速購入。
毎日のように見ながら、思い出に浸る天麦くん…(笑)
買いたくなる訳です。

これからの行事も、楽しみに参加したいと思います。

鬼怒川温泉。

久しぶりに来た鬼怒川温泉。

20代の時に訪れた際には、泊まった翌日に異常気象の大雪が降り、早朝カーテンを開け、真っ白な雪景色に驚きました。

そんな大雪さえも、反対に返って思い出深いものに変わるのだから、やはり若さって素晴らしい(笑)

久しぶりの鬼怒川温泉には、今回、新たに又児童相談所から預かっている高1女子も共に向かいました。

往復、スペーシアの個室をとり、浅草駅にて駅弁とビールを買い、乗り込む。

スペーシアの旅は本当に快適で、列車の旅の素晴らしさを又改めて思うのでした。

2時間程の列車旅はあっという間に終わり、名残惜しく思いながら、スペーシアを降りる。

鬼怒川温泉駅に到着すると、SL大樹がお目見え。

東武野田線船橋駅にある模型SLしか見た事がなかったので(笑)、本物は圧巻。

白い煙を何度も吐きながら、駅前にある、転回スペースに移動。

たくさんの観光客が「大樹」に注目し、乗っている機関士さん達は、まるでディズニーランドのパレードで乗り物に乗っているキャストの方のように(笑)、笑顔一杯に手を振り続ける。

天麦くんも黙って見とれながら、たくさんの手を振り返す。

こんなにもたくさんの注目を浴びる「大樹」を見れた事は、なんだか幸運をもたらしてもらえた気分でした。

そんなハッピー気分のまま、路線バスに乗り、日光江戸村へ。

以前に行った日光江戸村は、大雪の影響と寒さとで閑散としていたものの、この日は週末という事もあり、雨の日ながら賑わいも見せていました。

忍者屋敷の舞台を見学。
忍びの忍者が所狭しと駆け回る。

以前、ジブリ美術館での映画鑑賞の際、暗がりで猫バスが現れた瞬間、大泣きをしていた天麦くんは、忍者ショーでの暗闇にも、泣かずに静かにしていて、成長を感じました。

そして、主で軽々と動き回っていた忍者は、最後の挨拶で顔出しをすると、なんと、女性だった事から、驚きの声が。

こういったショーを見ると、忍者になりたい願望の子ども達が多いのも、頷けるかもしれません(笑)

江戸村を散策中、侍や岡っ引きに扮したキャストの方々から、天麦くんは「若!」と声をかけてもらい、私まで良い気分。

「仁」のドラマに出てくる感じの花魁の練り歩き、笑いあり人情ありの江戸芝居など、色々と見て巡りつつ、閉館間際に立ち寄った1件のお土産物屋さん…

駒やけん玉など、昔ながらの遊び道具が置かれた一角で、駒を回してみる。

中々上手く回らず、見かねた駒作りの店主らしき方から、熱い指導を受ける私。

しかも、江戸村のキャスト陣はすべて江戸の皆さんに扮しているにも関わらず、その方はなぜか、ベイスターズジャンパーの出で立ちで、一人現代人(笑)

そんなベイスターズおじいちゃんは、私の思いを見透かしているかのごとく、たくさんの心に響く言葉を投げ掛けてくれた。

そして、高1女子にも言葉をかけてくれる。

「君は高校生かぁ?一番難しい時期だな。影もある。」
と、彼女の心も見透かしている。

私は、児相から家で預かっている事を伝えると、更に言葉をかけてくれた。

「いいか、生きるんだぞ!人のためになるような仕事につくんだ!俺の手を握ってみろ!もっと力を入れろ!そうだ!これが生きてるって事だ!」

と、力強い中に優しさ溢れるおじいちゃんの言葉に、聞いていた私は、自然に涙がこぼれました。

江戸村に似つかわしくないベイスターズジャンパーのおじいちゃんから、まさかこんなふうに励まされるとは夢にも思わず(笑)

しかし、きっと、たくさんの人達が、駒回しの術の熱き指導と共に、人生のあれこれを教えてもらうのでしょう。

最後に…

「この子があんたのところに生まれて来たのは、意味のある事なんだ。人のためになるような子に育てる義務が、あんたにはある。頑張れよ!」

と、魂を揺さぶる言葉に、又も涙する。

年齢を重ね、人の心を揺さぶる言葉を発せられる人の、生き様の凄さを思う。

閉館間際の思わぬ出会いを最後に、江戸村を後にする。

今回の宿は、大江戸温泉グループの宿。

選べるカラフル浴衣、畳敷きの大浴場、お風呂上がりのアイスキャンディーのサービス、メニュー豊富で味も抜群のバイキング夕食、ロビーに設置されたキッズコーナー、大量漫画設置のお休み処、観覧無料の歌謡ショー、夜のジャンケン大会…と、盛り沢山企画に鬼怒川の夜を大満喫。

朝風呂もしっかり入り、朝食も豪華なバイキングを頂き、全てが花丸の癒し旅になりました。

家に来る前、児相での、木に絵を付け足す心理テストで、「枯れ木」を描いていた高1女子の心に、この旅にひとかけらでも癒しがあったなら…

そしていつか、枯れ木から満開の桜や実りある果実が描かれる事を願いながら…

旅の素晴らしさが、明日の活力へと繋がった、今回の温泉旅でした。

旧友。

時折会っていた中学の恩師である先生から、先日珍しく電話があった。

先生は辿々しく話しながら、用件は、ある旧友を探して欲しいとの事だった。

詳しく話しを聞くために、先生の自宅を久しぶりに訪問。

先生は、以前から患っていたアルツハイマー型認知症が、進行していた。

突然何の話しか分からない話しをする。

固有名詞が出てこない。

言葉が辿々しく、時折詰まり、話しが続かない。

表情に乏しい。

まだ、60代での現実だった。

中学の時、先生は体育の先生、奥様は家庭科の先生だった。

先生は学年主任も勤め、当時の不良達と日々、戦っていた。

先生は、思い出したようにあの頃の苦労を語る。

真摯に向き合ったとしても、恨まれる事もあらば、先生自身の後悔も尽きない。

あの頃の学年の先生達は、熱意に溢れ、いつも一生懸命に生徒に向き合っていた。

そんな先生には、感謝をしながらの今の繋がり。

病気を悟りながら、先生が会っておきたい旧友…

昔のアルバムは、生徒の住所や電話番号まで掲載されているものの、今もその方がそこに住んでいるのかは不明。

幸い、その方の名前が一般的ではなかったため、電話帳検索をしてみる。

すると、アルバムに掲載されていた住所に近いその人が、一発検索。

早速その方に電話をかける。

留守だったため、自宅まで行ってみる事に。

残念ながら自宅も留守。

ゴールデンウィーク期間中、旅行かもしれないと、書き置きの手紙を書き、扉にはさむ。

数日後、なんとその方から電話が!

「どうして勝手にやるんだ!」と話しの前後が分からなくなり、パニックになってしまってはいけないと、まずは奥様が旧友の方と話し、すべて決まった上で、先生に落ち着いてゆっくり説明するところから始める。

不安になる事が拒否に繋がってはいけないので、「これから何をするのか」を事前に説明する。

旧友の方は、先生の自宅に向かう手筈まで整えてくれ、本当にいい方だった。

そして、後日、先生とその方は、何十年ぶりかの再会を果たす。

旧友と会えた喜びを私に伝えてくれた先生は、驚くほど辿々しさが薄れた喋りで、希望に満ちた声は、意気揚々にも感じた。

これには驚き、やはり昔の思い出というのは、脳を活発にしてくれるきっかけだと、改めて感じた。

しかし、家族の不安は計り知れない。

これまで当たり前のよう出来ていた事が出来なくなり、家族や周囲の人から聞かれたごく簡単な事ですら容易に答えられず、先生の心はきっと、不安で一杯なのかもしれません。

それでもやはり、昔の思い出というものは、いつの時代も未来を明るく照らしてくれます。

自分が輝いていたあの時代、この時代を共有出来る仲間達…
誰しもそういったひとときを心の糧にしながら、日々を生きているのかもしれません。

人は懐かしい物に触れたり、思い出を語り合う「回想法」なるものは、脳を活性化し情緒を安定させ、認知症の進行予防やうつ状態の改善に繋がる可能性があると言われているそうです。

先生にもはっきりと、一瞬でも、又新たな未来が見えた気がしました。

昔懐かしい楽しい記憶は、ひと度古い物に触れた時、一瞬にして昔に戻る事が出来、昔の話しを語る相手がいれば尚の事、人はいつでもあの頃に戻れるのです。

人それぞれに思い出があり、それらをふと思い出す事で、心穏やかに、幸せな気持ちになる事も出来ます。

かくゆう私もそうです。

「思い出」は、若かりし頃にはそれほど意味を持っていませんでした。

年齢を重ね、自分の人生を振り返る事が増え、そんな時「思い出」が、大きな心の支えとなっているのは確かです。

人はそんな時、自然に笑みもこぼれます。

自分の人生を今一度振り返った時、「思い出」と共に大切な何かを再確認します。

先生は今、病気と向き合いながらもきっと、昔の思い出を揺り起こし、脳に働きかけながら、この旧友との再会が又、生きていくきっかけになった事と思います。

人はいつ、何時、何が起こるのか知れません…

でもきっと、「思い出」はいつもどんな時も、心に寄り添ってくれる旧友なのだと、そう思います。

4周年。

母に感謝する5月。

ひのまるこちゃんの部屋は、4周年を迎えました。

祖母&孫コンビ二人の、珍道中的幼稚園生活も始まりました(笑)

幼稚園バス停までは10分程の道のり。

一番最後の便のバスなので、朝はバス停に9時過ぎの到着。

二人のコンビは、少し早めに出ながら、歩きがてら道端の花や花壇の花などに目を向けながら歩きます。

パンジーに似た花を、母からは「けしの花」と教えてもらったようで、天麦くんは私にもいつも教えてくれます。

そんなバス停までの二人の道のりを思うだけで、なんだか心がふわりとなります

幼稚園に行く前に通った、未就園児の教室の、最後のお別れ会でのインタビュー。

「天麦くんはどこの幼稚園に行くのかな?」の先生からの問いに、「保育園に行きます!!」との、堂々とした答え。
…って、君は保育園じゃないよ~(汗)

「天麦くんのママの名前は何ですか?」の問いには「おばあちゃんの子どもです!!」
…って、確かにそうだけど~(笑)

他の場面でも、私と一緒にいる際、「今日は誰と来たの?」と聞かれると「お姉さん!!」
…って、嬉しいけど~(照)

消毒スプレーをいつのまにやら壁中にシュッシュしまくり、ボトルは空っぽ…

そんないたずらに注意を受けると「寝ちゃう」と、寝たふりをする天麦くん。

そして又叱られる(笑)

落ちていたアクセサリーの丸いビーズを拾い、鼻に詰め込み、大泣きをしながら助けを求め、慌てて鼻をかんでビーズを取り出す、よくあるアルアルで叱られる(笑)

「これ、めっちゃ美味しいから♡」と言って天麦くんが手渡してくれるお菓子は、大体がイマイチの代物。
だからくれていたのかぁ!と、最近になって気付く私(笑)

「♪ABCDEFG…」と調子良く歌う中、その後は「♪HIJKあれれのピ~」になるABCの歌。

母は母で、天麦くんの攻撃に、「叩いたら一回千円だよ!」とお金が絡む反撃(笑)

天麦くんとのあいうえお作文でのサ行。
さ→詐欺師
し→死んだふり…
と、もはや3才児相手とは思えぬ言葉のチョイス(笑)

「スプライト、体にいいんだよ!」と言われ、炭酸に砂糖入ってるけどなぁ…と思いながらよくよく聞いてみると「ブロッコリースプラウト」の事。
確かにこちらなら、抗酸化作用抜群。

今日9時から「クジラやるよ!」と言われ、??で番組表を見ると「ゴジラ」。
9時からの放送だったため、クジラに脳内変換の母。

「断捨離」の事を「切り刻んでビリビリに破る事」と思っていたらしい。
何を切り刻むのか…ホラーです。

そんな、母と天麦くん。
幼稚園に通い、少し、母のフリー時間が出来るかと思いきや、準備物は私が揃えるも、予定と合わせきちんと一緒に確認したり、共同お弁当作りで慌ただしかったり、本人を起こしてバタバタと着替えさせ、朝食を食べさせ、時間を気にしながらの出発。

そして、帰りは帰りで、お弁当ちゃんと食べているかな、泣いていないかなと心配しながら、あっという間に午後になり、バタバタと迎えに行き、本人を迎え、帰宅後は汚れた制服一式を洗濯。

幼稚園通園の一日は、72才の母にとって、人一倍気力・体力が必要であり、負担も大きい物でもあります。

私もゴールデンウィーク明けの日、ちょうどお休みで送り迎えが出来たので一日やってみたところ、確かに大変な一日…

しかもその日はゴールデンウィーク明けの、私も仕事休みで、本人にとってはなぜ僕だけ?の思いもありながらなのか、初の泣きながらの登園となりました。

そしてバス停では「バス怖いぃぃ…」と泣き叫び、ちょっと言おうものなら「ママ怖いぃぃ…」に変換され、あまり登場しない私なだけに、怖いママ?と思われてしまってはマズイ…と、優しく語りかけるも(笑)「ママ怖いぃぃ…」の連呼。

そこにお助け、園バスが到着!
泣きながらもバスに乗車。

確かにこれは毎日バタバタだ!!

こんな毎日を世間のママ達、そして母はやり遂げていてエライ!

私にとっても、「おかあさん」の立場の経験をさせてもらえる事で分かる、ママ達の苦労。

日々が、学び・学び・学びの連続です。

母にはいつも感謝しながら、今年の母の日のプレゼントは、日頃の労をねぎらい、スペーシアで行く温泉旅としました。

そして、天麦くんから私への、初母の日プレゼント製作に描かれた、私であろう顔の絵は、ぐるぐる描きでした(笑)

そして、思わず「何コレ?」と問うと、「お化け」と答え、顔がピクつく私でありました(笑)

今年も心から、母に、ありがとう…

お泊まり保育2019。

大型連休前のお泊まり保育。

当日、やや曇り空のスタートながら、子ども達が整列し、勇んでバスに乗り込む姿は、晴々しさが一杯。

バス1台で向かう鴨川は、一体感も感じ、バス内では、しおりを広げながら歌を歌ったり、先生方のパーソナルクイズを皆で楽しみながら、あっという間の鴨川までの道のりでした。

マザー牧場に到着すると、モヤモヤと少し霧がかかり、やや雨模様。

園内に入り、まずはアグロドームにて、牧羊犬と牧場の仲間達のショーをガラス越しに見学。

「黒と白の動物は?」の爽やかお兄さんからの問いに「牛!」「パンダ!」の声が飛び交う中、正解は…
黒白模様の「豚」でした!
これは難しい。

ヤギ・アルパカ・ラマなども登場する中、ガラス中央にカエルがへばりつき、そんな動物の参加に目が釘付け(笑)

そして、休憩後はシープショー。

司会進行のいい声兄さんが、羊を1頭ずつ呼びます。

羊が右から左からと登場し、それぞれのポジションに鎮座。

備え付けられているおやつをバリバリ・ムシャムシャ。

一番凄い羊の王様は「メリノ」。
さすが、立派な羊です。

バスの中でさちこ先生がクイズに出していた、食べ物に似ている羊…
正解は「お寿司」でしたが、「サウスアフリカマトンメリノ」という羊で、確かに毛の狩り方が握り寿司のようでした。

1頭1頭、特徴を説明してくれながらショーは進行し、いい声兄さんの軽快&絶妙なトークに、大人も子供も惹き付けられました。

毎度の事ながら、羊ドリフターズが始まり、いい声兄さんの目を盗んで、隣りの羊のおやつをパクパクする羊達。
いい声兄さんが羊の頭を隣りに戻すも、何度もパクつきを繰り返す…
もう、この羊ドリフには、毎年笑わされています(笑)

世界の羊達19頭が出揃い、羊の毛刈りショーや、選ばれて体験出来るミルクあげ、最後は羊達に触る事も出来、雨も気にならず、盛り沢山のシープショーは、とても楽しめました。

その後は、美味しいふわふわのサンドイッチでランチタイム。

そして、皆で屋根つきの建物に移動し、牧場のソフトクリームも頂きます。
バニラ・チョコレート・ストロベリーから選んでもらいました。

建物内2階には、様々な恐竜が展示されていて、吊り下げられたプテラノドンに釘付けな子ども達…
園長先生がちょっと覗きに行くと、「入館料500円」の文字が…
残念ながら見学は出来ず(笑)

午後になると専門学校生や小学生など来場者もどんどん増え、賑わいを見せる園内。

うちの園の子ども達を見ては「ちっちゃくて可愛い~♡」と、専門学校生達から黄色い声援が届きました(笑)

雨も上がり、こぶたのレースも通常開催。
出場したい子ども達は出場権を巡り、抽選券をもらいに並びます。

数字が読み上げられ、出場する子ども達は前へ。
胸にゼッケンをつけ、スタンバイ。

毎年こぶたのお尻を叩いてゴールさせるより、自分が走ってしまうという現象が起こるため(笑)、出場する子ども達には担任からも事前説明。

しかし…
説明もむなしく、スタートと同時に、こぶたは勝手に全力疾走で自力ゴールイン!

そしてチャンピオンが決まる…これはもう運任せ(笑)

しかし、担任の事前説明のおかげで、きちんとこぶたの後を追って走った子ども達の中、出場していた一人の小学生は、こぶたよりも全速力でゴールイン!

毎年ここに来て思うのが、こぶたの前に並んでスタートするから走りたくなるのであって、こぶたの後ろにスタンバイさせてあげれば良いのに…(^_^;)という事。
でも、何かマザー牧場流やり方として、この方法なのでしょうね。

幼稚園からは、一人Kくんがメダルをゲットし、お立ち台へ。
園長先生がレース予想に掛けて購入した3番のこぶたは、残念ながらハズレましたが、見事金メダルをゲットした仲間の姿には大興奮で、拍手喝采の子ども達でした。

最後は、うさモルタッチか牛の乳しぼりを選んで体験し、皆で楽しいひとときを過ごす事が出来ました。

豆知識ですが、マザー牧場は、産経新聞や東京タワーなども創業した前田久吉という方が、農家だった母親への思いを込めて「マザー牧場」と名付け、畜産振興を目的として作られたそうです。
お母さんの「マザー」なのですね!

バスに乗り込み、鴨川グランドホテルに移動。

今年は改装もされたホテル内に、テンションも上がります。

大・小の部屋に分かれ、早速お風呂の準備。

昨年よりも人数が少ない事で、優雅な運びです。

浴室でも時間のゆとりがありながら、お友達と共に楽しむバスタイム。
露天風呂にもゆったり入れました。

水風呂にもチャレンジ。
プールと同じ感覚なのか、喜ぶ子ども達は、ハシャギがMAXになる前に(特に男子)、露天風呂へ誘導。

眼下に広がる海の景色に、歓声もあがります。

「先生も、気持ちいいから入ればいいのに…」と声をかけてくれる子ども達。
有難いお言葉(笑)

お風呂からあがると、オリエンテーションスタート。

問題を解いて、シールを貼り、秘密の部屋へ。

今年は女子が頼もしく、1番乗りで入ったのも女子。
そして男女ペアの女子が男子に、「私達、行くしかないんだよ!!」と決意表明さながらに男子を促し、中へ…

男子は、中を覗くも、慌てて引き返す…
中には普通にカメラマン・担任がいるも、先へ進めず…(笑)

「怖いからぁぁぁぁ~!!」と泣き声を上げる子に、怖さ連動が始まり、「怖い子はここで待っていてね」と待機指示を出すも、怖いもの見たさも手伝って(笑)、泣きながらも挑戦してみたいとチャレンジする子もちらほら…
でも引き返す…
その気持ち、分かります(笑)

そんなオリエンテーションが終わり、興奮冷めやらぬまま、夕食会場へ。

今年はホテルの方に夕食内容を再検討して頂き、グレードアップされた豪華な夕食を食べ、鴨川シーワールドのナイトショーへ。

毎年、シーワールド入り口で、ナイトショー前の前説をしてくれる方が、お笑い芸人のように元気が良く、お話しも上手で、スタート前のワクワク感を高めてくれます。

そして、案内してくれる飼育員さんと共に、夜の魚や動物達を見ながら、暗闇を歩きます。

静かな海音と共に、優雅に泳ぐイルカやシャチ。
心和むひとときです。

ホテルに戻り、パジャマに着替え、そろそろおやすみなさい…

今年は中々寝つけない子や体調の悪い子、途中で起きてしまう子がおらず、朝まで皆ぐっすり。
きっといい夢をたくさん見た事でしょう。

2日目もやや霧雨のような出だしだったものの、早朝のお散歩にも行け、リゾート気分で皆でポーズ。

シーワールドの最初はまずお買い物タイム。

今年、多かったのが大型ぬいぐるみ(税込3240円也)を手に「これ買える?」と聞きに来た子ども達(笑)

「買えない…」の言葉に淋しそうに売り場に戻す子ども達(笑)

瓶に詰め放題のフィギュアや消しゴムを、遠慮がちにスカスカで詰める子どもに、隙間にガンガン詰めるよう指示する大人の私(笑)

お札を出して、小銭がジャラジャラと返って来たら「お金が増えた~!」と喜ぶ子(笑)

2個入りのキーホルダーを手に「お母さんの分しか買えない…」と悩んでいたので「2個入りだから、お父さん・お母さんと分けてね♡って言えばいいんじゃない?」と声をかけると、「そっか!!それいいね!!」と目をキラキラさせる子。

自分と弟とでお揃いのものと、皆で食べられるようにお菓子と、店内をよく見ながら一生懸命に選ぶお買い物上手な子。

いくつもカゴに品物が入っていながら、そこにあの3240円の大型ぬいぐるみも入れられたカゴを持って来る子(笑)

子ども達のお買い物風景は、今年も楽しくて、可愛くて、最高でした。

ここにいたレジ打ちのご年配の女性の方も、ずっと毎年お顔を拝見する方。
毎年テキパキとカッコ良く、次々とレジ打ち&袋入れ、子ども達との軽快なやりとりを行ってくれ、感謝の言葉を述べさせてもらうと「いつまで出来るか分からないけど、やれる間は頑張ります」とのお言葉が。
こうして元気な姿を、来年も見れる事を楽しみにしています!

イルカショーにシャチショー。

シャチのショーでは、水バッシャンにチャレンジするには、少し寒い陽気。

前列側は避けたものの、靴と靴下は脱いでスタンバイ。

今年は…
カメラマンさんが水バッシャ~ン!
このカメラマンさん、卒園遠足の上野動物園でも、鳩の糞を頭に落とされたという強運の持ち主(笑)

子ども達はそんな、他の方達のバッシャンの様子を見ながら和気あいあい。

又真夏に是非訪れて欲しい、バッシャンスポットです。

カレーランチを食べ、ベルーガショーを見た後は、いざ帰路へ。

車内では、さちこ先生・ももこ先生と共に、2日間の思い出話しに花が咲きます。

運動公園が見え、親御さんの姿を目にすると、私達大人も安堵感。

バスを降り立つ年長担任も涙。

それを見て私も涙。

この2日間を子ども達が楽しく過ごせるように、事前準備はもちろん、色々な事を考えながら子ども達のために…の気持ちで一生懸命頑張ってくれた年長担任。

今年は職員8名での引率。
先生方一人一人が自分のポジションで子ども達のために頑張ってくれた2日間。

皆の協力体制に感動し、園に着いてからも涙。

子ども達の胸に刻まれた2日間の思い出…

この思い出を糧に、又これからの毎日、そして年長行事を頑張り、たくさんの幼稚園での色々を経験していって欲しいと思います。

今年の鴨川も、ありがとう。